昭和４８年に起きたオイルショックの影響で市町村の財政状況が厳しい中、全国市長会が中心となって、全国市議会議長会・全国町村会・全国町村議会議長会・特別区長会・特別区議会議長会の６団体が、自治大臣に対し、一般市町村でも宝くじを発売できるよう要請し、昭和54年から「市町村振興宝くじ（サマージャンボ宝くじ）」の発売が開始されました。
（発売元は都道府県及び政令市）

市町村振興宝くじ以外の宝くじ収益金については都道府県が受け入れ、直接都道府県の財源として賄われておりますが、この「市町村振興宝くじ」の収益金は、市町村の振興に資するための経費に充てるものとされており、収益金を効果的に活用する機関として、各都道府県に財団法人市町村振興協会が設立されました。奈良県においても、昭和54年4月1日に「財団法人奈良県市町村振興協会」を設立いたしました。また、平成13年からは新たな宝くじとして「新市町村振興宝くじ（ハロウィンジャンボ宝くじ）」が発売され、その収益金の全額を奈良県内の市町村に交付しております。

さらに当協会では、公益法人制度改革関連三法が平成20年12月１日に施行されたことに伴い、設立目的の一層の推進をはかるため、平成25年3月18日に奈良県知事から公益財団法人への移行の認定を受け、平成25年4月１日から公益財団法人として活動しています。

この法人は、奈良県内の市町村の健全な発展を図るために、市町村振興宝くじの収益金等を活用し、市町村の財政支援のための資金貸付事業等、市町村を支援する事業を行い、もって県民福祉の増進に資することを目的とします。この目的を達成するために奈良県内において各事業を行います。

• (1) 資金貸付事業
• (2) 市町村振興宝くじ交付金交付事業
• (3) 市町村振興助成事業
• (4) 市町村職員研修・人材育成事業
• (5) 市町村振興等情報提供事業
• (6) その他事業

詳しくは事業紹介のページをご覧ください。